
こんにちは。ひちゃまりです。
Amazon Originalのドラマや映画、正直大手映画スタジオに比べたらB級くらいのイメージを勝手に持っていました。
…が、全くそんなことありませんでした!
むしろキャストも豪華!映像クオリティもすごい!
すっかりAmazon Original作品にハマってしまいました。
その中でも私が衝撃を受けた作品。その名も
「THE BOYS」
暴力描写や、性描写、グロシーンなどもてんこ盛りですので、
親子で鑑賞はとてもじゃないけれどできませんが、
今までこんなヒーローものあった?って言うくらい予想外の展開の連続に
どハマりしてしまうこと間違いなしの超絶おもしろいドラマです!
THE BOYSとは?
スーパーヒーローたちを雇用している大企業「ヴォート・インターナショナル」。
ヒーローたちは各地でヒーロー活動をする一方、ヴォート社のイメージキャラクターとして、
グッズ、映画興行などに起用され、その結果ヴォート社は巨額の利益を得ていました。
その中でも特に人気が高く、実力が認められた7人は
スーパーヒーローチーム”セブン”としてアメリカ中の人気者に。
しかしその実情は、権力や名声に取り憑かれ腐敗しきっており、人を殺める事も躊躇しないほど。
そんなヒーロー活動の巻き添えに大切な人を失った人々がスーパーヒーローへの復讐を誓って集結したチーム「ザ・ボーイズ」。
スーパーヒーローとスーパーパワーを持たない人間「ザ・ボーイズ」との壮絶な戦いのお話。
見どころは?(ネタバレあり)
以下ネタバレも含みますので、
初見で楽しみたい方はここでストップされてくださいね。
・度肝を抜く冒頭シーン
まず序盤から度肝を抜かれました。
恋人と手を握り合っている主人公のヒューイ。
しかし次のシーンで、一瞬にして恋人の姿が消えるんです。
実は爆速のスーパーヒーロー・Aトレインが恋人と衝突し、
あまりの速さに握り合った手だけを残して、それ以外は粉砕されてしまうという、
何ともびっくりな衝撃展開&グロシーン。
あまりに一瞬すぎて事態が飲み込めず、巻き戻しちゃいましたよ。
・ヒーローが腐りきっているという意外性
ヒーロー活動をしているかと思いきや、ヴォート社のパフォーマンスで実は犯罪の実態が無かったり、
差別的に人を殺めたり、明らかに過剰殺傷であったり…
とにかくヒーローたちの間では、ヴォート社に雇用されること、
”セブン”のメンバーに選ばれる事が第一で、人命救助など二の次、三の次のご様子です。
・現代の社会問題も取り上げられている
人種差別問題、性差別問題、LGBTQ問題、宗教問題、とにかくセンシティブな問題が序盤からバンバン出てきます。
まだまだ解決されていない社会問題をまさに開示しているようで、考えさせられます。
特に、白人至上主義的で、アメリカを守る!といった姿勢の、セブンの絶対的リーダー・ホームランダーはどこぞやの元・大統領を彷彿とさせるものがありましたが、私だけでしょうか?笑
主な登場人物は?(ヒーロー編)
まずは腐敗したスーパーヒーロたちをご紹介します。
ホームランダー(アントニー・スター)
本作の主要悪役ヒーロー・ホームランダーです。
白人でマッチョと典型的なヒーローのルックスに何とも嘘くさい作り笑顔。
この作り笑顔が怖さ倍増です。
”コンパウンドV”という特殊能力を覚醒させる事ができる薬の投与により研究室で作り上げられた人間。
親の愛を知らずに育ったためか、人の心を持たないほどに冷酷。
しかし、母の愛や家族を持つことに異様に執着している様子で、
ヴォート社でホームランダーのマネージメントを担当していた副社長の女性・マデリン・スティルウェルの母乳を飲むなど、
狂気的なホームランダーの内面が垣間見える場面も…。
とにかく最強で弱点が無いので、今後ホームランダーをどう倒すのか、まだまだ先が見えません。
クイーン・メイヴ(ドミニク・マケリゴット)
ホームランダーとは長年の付き合いで、過去に親密な関係にもあった様子。
ホームランダーの冷酷な振る舞いに賛同できない気持ちがあるも、
彼に逆らうことはできず、何とか穏便に済ませたいと思っている。
バイセクシャルである事をホームランダーにバラされ、元彼女のエレナの身を案じている。
自ら悪に加担することは無いが、悪と戦う事も無く中立の立場であったが、
新人”セブン”メンバーであるスターライトの悪に立ち向かう姿を陰ながらサポートする場面も。
今後、彼女も「ザ・ボーイズ」の味方となってくれることを個人的に期待しています。
Aトレイン(ジェシー・アッシャー)
冒頭で、主人公ヒューイの恋人・ロビンに衝突し粉砕してしまう、爆速で走るスーパーヒーロー。
ちょっとお調子者で学が無いようなキャラクターですが、
能力を強化するために”コンパウンドV”を多用したために、心臓や肉体に負担がかかりボロボロに…
”セブン”から外される事も決まり、意気消沈中のAトレイン。
冒頭のシーンやそれに対して全く反省していない描写は最悪ですが、
それでも何だか憎めないAトレイン。
彼がきっかけで「ザ・ボーイズ」も”コンパウンドV“の謎に近づいたわけですし、
今後の展開でぜひ「ザ・ボーイズ」側についてくれないかな〜なんて思っています。
ザ・ディープ(チェイス・クロフォード)
海洋生物と会話することができるスーパーヒーロー。
腹部にエラがあり、水中で呼吸することが可能。
戦闘シーンはほぼ無いので、果たして強いのか疑問ですが、
冒頭で、新人”セブン”メンバー・スターライトに性的行為を強要したクズっぷりにはビックリ!
けれどそれ以外はとことん残念なヤツで、イルカやロブスターを救おうとして、
結果みんな死んでしまったり、
良かれと思ったことが全部裏目に出ている感じ…。
冒頭のセクハラ問題から”セブン”を追われ、傷心中に怪しい団体・共同教会に入信。
”セブン”復帰を目指すも、まだまだ報われていない感じ。
ヴォート社での不遇の状況から、「ザ・ボーイズ」側に来てくれることも十分あるのでは?
でも戦力になるのかな?笑なんて感じです。
めちゃくちゃかっこいい俳優さんだなー。と思っていたら、
なんと「ゴシップガール」のネイト役の俳優さんだったんです!
不動のイケメンキャラ・ネイトがこんな間抜けで残念なキャラに転じているなんて…
今後の活躍に期待です!
ハイ、イケメン。
トランスルーセント(アレックス・ハッセル)
透明人間ヒーロー。全身が硬質な炭素で覆われており、鉄壁の防御力。
刃物も銃弾もかないません。
捕獲したは良いものの、鋼の身体に歯が立たず「ザ・ボーイズ」はかなり苦戦します。
トランスルーセントは日常的に全裸で女子トイレに潜んでいたり、性格はかなりヤバそう…。
クズっぽい振る舞いが、最終的に体内にプラスチック爆弾を入れられて爆破されて殺害されても
特に同情できなかったのですが、
後にそんな彼にも息子がいる事がわかり、かわいそうなヒーローだったな。と…
だって、序盤で殺されちゃってそれっきりなんですもん‥。
”セブン”の一メンバーだったのに、あんまり描写が少ないまま退場してしまったので、
今後息子くんが登場したりするのかな〜なんて期待しています。
ブラック・ノワール(ネイサン・ミッチェル)
本作でまだまだ謎だらけのヒーロー。
全身黒ずくめ。ホームランダーに忠実なようで、ホームランダーからも信頼を得ています。
今のところわかっているのは、ピアノを弾いたり、茶道をたしなんだりと、
芸術の分野にも教養がある様子。
戦闘能力はかなり高そうなのですが、ナッツアレルギーがあり、アーモンドジョイと言うお菓子を口に入れられただけで気を失ってしまいます。
実は演じられている俳優さん自身も重度のナッツアレルギーなのだとか…。
今後も「ザ・ボーイズ」に立ちはだかってきそうですね。
このブラック・ノワールめっちゃかっこいいんですが、
ちょいちょい作中でひょうきんな動きするんですよね〜。
それが可愛いって思っちゃいます。
スター・ライト(エリン・モリアーティ)
オーディションで大抜擢された”セブン”の新メンバー。
田舎の女の子が一気に”セブン”入りするなんて、まるでシンデレラストーリー!
と思いきや、ザ・ディープから性的行為を強要されたり、
ヴォート社からセクシーめの衣装にチェンジされてしまったり、
商品としてのヒーロー活動や本来の人助けとはかけ離れたヴォート社のやり方に絶望し、
この腐敗を正すべく「ザ・ボーイズ」と行動を共にすることも。
超人的な怪力と、電気を操ることができるヒーローです。
しかし先輩”セブン”メンバーたちよりは戦闘力が劣るようで、
度々窮地に立たされることも。
今後どんどん強くなっていくんでしょうね。
可愛くって、自分が信じる正義を貫こうとする姿勢はとっても素敵です。
メズマー(ハーレイ・ジョエル・オスメント)
”セブン”メンバーでは無いのですが、あれ?この顔見たことあるような…とびっくりしたのでご紹介させてください。
相手と握手することで相手の心理を読み取ることができる超能力者です。
彼も「ザ・ボーイズ」に半ば強制的に協力させられてましたが、
ヴォート社に入りたいが為にホームランダーに情報を渡し、
結果「ザ・ボーイズ」のリーダー・ブッチャーに無惨にも殺害されていましたね…。
超有名子役なのに、あんな無惨な死に方…。
そう。ハーレイ・ジョエル・オスメントさんって
「フォレスト・ガンプ」「シックス・センス」「ペイ・フォワード」「A.I.」に出演されていた、
あの超絶可愛かった子役さんなんですよね!
…が本作ではかなり大きくなられて、ちょっとぽっちゃりのヒゲモジャおじさんになってました。笑
一瞬誰か分かんないくらいでしたが、あのちょっぴり垂れ目の可愛いお目目と口元はそのままでしたよ。
ランプライター(ショーン・アシュモア)
ランプライターはシーズン2から登場する炎を操るヒーローです。
こちらも”セブン”メンバーでは無いのですが、有名な俳優さんでびっくりしたのでご紹介。
常にライターを持ち歩いているので、火種が無いと炎は起こせないのかな?
元”セブン”のメンバーで、引退後は”コンパウンドV“を投与して一般人に超能力を覚醒させる施設(セージ・クローブセンター)で、職員として働いていました。
「ザ・ボーイズ」と協力していたのに裏切ったことにより、元CIA捜査官・グレイス・マロリーの孫たちを誤って焼き殺してしまった過去があります。
その事に対し今でも自責の念を感じている様子。
ヴォート社に潜入した際は、自分が外されたセブン像を見て、
焼身自殺してしまいましたね…。
ショーン・アシュモアさんは「X-MEN」でアイスマン役として活躍されていた俳優さんなんです!
「X-MEN」では氷、本作では炎って何だかあえて感がありますね。
いや〜!俳優さん豪華〜!!
ストームフロント(アヤ・キャッシュ)
シーズン2から、トランスルーセントの後任としてヴォート社の上層部の決定で”セブン”入りが決まったヒーロー。
雷を操ったり、超人的な怪力、空を高速で飛行。と最強の戦闘能力に加えて不老です。
現在は100歳超えとか…。
最初はカジュアルで型破りなヒーロー。みたいで好感を持てたんですが、
裏の顔はとんでもなく極悪でした…。
元「ナチス」で、人種差別的思想の持ち主。それで理不尽に殺害された黒人男性もいたり、
人が死ぬ瞬間の瞳から光が消える瞬間が好き。と言うなど、かなり残酷なキャラクターです。
ホームランダーと結託して、行動を共にしていましたが、
真の目的はホームランダーとは少し違うっぽいかな?
シーズン2最終話では、ホームランダーの息子ライアンが怒りで能力を暴走させた際、
瀕死の重傷を負っています。
これは再起できるのかな?
今後の展開も見逃せない!
現在シーズン2まで公開されていて、シーズン3も撮影はすでに終わっているという事なので、
あとは公開を待つばかりですね!
次回は「ザ・ボーイズ」側のキャラクター紹介もしたいと思いますので、
また読んでいただけたらと思います。
以上最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さんに読んでいただけることが投稿の励みになります。
いつもありがとうございます。
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